[5分でめっちゃ分かる人民元の基礎知識]急速にシェア拡大中であなたも将来ビジネスで取引する必要がでてくるかもしれない人民元についてBIS(国際決済銀行)のデータ等で基本を抑えておこう。FXでも魅力的な通貨になるかも!


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主要通貨と人民元の決済シェアの変化についてBIS(国際決済銀行)のデータで基本を押さえておこうか

USD:US dollar EUR:Euro JPY:Yen GBP:Pound (sterling) others
1995s 83.0% 0.0% 24.6% 9.3% 83.1%
1998s 86.8% 0.0% 21.7% 11.0% 80.5%
2001s 89.9% 37.9% 23.5% 13.0% 35.6%
2004s 88.0% 37.4% 20.8% 16.5% 37.3%
2007s 85.6% 37.0% 17.2% 14.9% 45.2%
2010s 84.9% 39.0% 19.0% 12.9% 44.2%
2013s 87.0% 33.4% 23.0% 11.8% 44.7%
2016s 87.6% 31.4% 21.6% 12.8% 46.6%

上の表は、BIS(Bank for International Settlements、日銀やECBなど中央銀行をメンバーとする組織で、バーゼルに本部があり、銀行の自己資本の規制とかの話のバーゼル規制などでも有名です。)のWEBページから通貨の決済シェアをダウンロードし、少し加工したシンプルなテーブルです。

BIS(https://www.bis.org/)

主要4通貨と、他通貨のシェアの変化が分かりますが、通貨は例えば、ドルと円の交換ならドルも円も決済に使うので、この表のシェアの総計は200%になっています。(100%で表してもいいんですが、BISもこのように200%で表示してたので、それを尊重してこのような表記にしておきました。

さらに、1998まではothersが80%もありましたが、2001には35%になっているのが、まず目に入ると思いますが、これはユーロ導入で、ドイツのマルクやフランスのフラン、イタリアのリラ、オランダのギルダー……

などがユーロにとって変わったからです。

証左にユーロを見ると、2001年からいきなり2位のシェアを持っていますね。

グラフにしてみると上のようになりますね。

主要4通貨が150%、世界の取引の75%以上を安定して占めていることが分かります。

てかそもそも世界の通貨取引のざっとおよそ半分近くはドルが絡んでます。(基軸通貨ですね)

しかし、現在、まだしょぼいですが、大きく伸びている通貨があります。

1995s #VALUE!
1998s 0.01%
2001s 0.01%
2004s 0.10%
2007s 0.45%
2010s 0.86%
2013s 2.23%
2016s 3.99%

それは、人民元です。1998年には0.001%だったシェアが2016年には4%を占めるようになりました。200%中なので、取引の2%に絡んでるにすぎませんが、ほぼ0だったものが伸びてきています

中国は、GDPで2位となっており、将来はアメリカのGDPも上回ると予想されており、さらに、人民元の国際化を中国は推し進めており、アフリカやアジアでは、人民元での決済での取引が増えていると報道もされております。次のBISの3年ごとに発表する2019年のシェアが注目されています。

人民元という通貨の基礎知識について

3点に絞って述べておきます。

管理フロート制

人民元相場は2005年まで、ドルペッグ制を導入していました。米ドルと完全に連動させるということです。中東などでよく見られますね。

通貨バスケット制を導入すると同時に管理フロート制に移行しました。

複数の通貨に対し、取引を規制しながら一定の変動幅に誘導するものです。

人民元のバスケットは11通貨からなるはずです。

例えば、基準値からプラスマイナス2%など。

10:15ごろに発表され、中国市場や中国経済がマーケットの注目材料となっているときはこの時間に円や日本株などにそれなりの影響を及ぼすこともあります。

用語説明、管理フロート制は以下です。

https://www.ifinance.ne.jp/glossary/currency/cur136.html

オフショア人民元とオンショア人民元

オンショア人民元は中国の当局が決めた誘導幅を乖離することは基本的にありません。

2009年途中から、中国本土外での、例えば香港などでの人民元決裁が段階的に認められ、香港を中心に発展しています。

しかし、海外投資家向けの香港、ロンドン中心のオフショア人民元は変動幅の制限がなく上海のレートとのスプレッドが注目されたりもします。

オンショア市場に自由に我々がアクセスするのは実態として非常に難しいです。

資本移動が自由でないので、裁定が機能するとは限らないです。

関連する話として、「国際金融のトリレンマ」という有名なのもあります。

2017年10月発表の三井住友信託銀行のレポートを載せておきます。

中国に立ちはだかる国際金融のトリレンマ

https://www.smtb.jp/others/report/economy/66_3.pdf

SDR採用

2016年10月IMFの特別引き出し権(SDR)入りしました。

これまでは、ドル、ユーロ、円、ポンドの4通貨でしたが、新しく追加され、構成率はドル、ユーロに次ぐ3位です。

SDRは1969年から始まった制度で、外貨を受け取る権利のことですね。

IMFが一定のお墨付きを得たような形とも言え、各国の外貨準備のポートフォリオに加えるような動きもどこかのタイミングで活発になっていく可能性もあるでしょう。

中国株もMSCI組み入れなどもありましたが、通貨を含め、金融の国際化を政府として推し進めています。

ちなみにSDRは5年ごとに比率やバスケットの採用通貨が見直されます。

人民元をFXで取引するには

これから、人民元のさらなる国際化、自由化が進むと、FXでも取引高の多い通貨の一つとなっていくことも十分考えられると思います。

FXで人民元を取引したい場合は例えば、以下の業者がお勧めです。

 

SBI FXTRADE

SBI FXTRADEはSBI証券とは、別の法人格ですが、SBIグループのFX会社です。

非常に小さい通貨単位1通貨からで超少額から各通貨を取引でき、スプレッドもかなり小さいので初心者には適しているでしょう。

通常のFX会社は1万通貨単位からが多く、1千通貨からのところからもありますが、1通貨というのは特色で、10代の人などでも、数百円程度から初めてFXをやり、リスクを小さく始め練習したい人にピッタリです。

デューカスコピー・ジャパン
Ducascopyはインターバンク直結でJForexというツールが優れており、中上級者の裁量トレーダーもシステムトレーダーも使っている人が多いです。インターバンクを含んだオーダー状況が見れたりもします。

国内業者では、難しい通貨も含め、48通貨が取引でき、スイス銀行グループですが、日本法人で日本国内法が適用され、されに信託保全先も三井住友系で取引先としてのリスクも低いとみることができます。

カバー先はWEBページによると、ドイチェ、UBS、香港上海、ゴールドマンサックス、JPモルガン、バンク・オブ・アメリカ、コメルツ、野村、 バークレイズ、カリネックス(ECN)、スカンディナビスカ・エンスキルダ・バンケン、シティ、BNP、EBS(ECN)、ホットスポット(ECN)、Lava-FX ALL(ECN)、モルガン・スタンレー等と豊富になっており、インターバンク直結しており、大口でも問題なく不利にならずに執行できる場面がほかの業者より格段に多いと言って間違いないでしょう。

(カバー先はFX業者によっては1社のところもありますが、これはあまり望ましくありません。)

また、これらのインターバンクのオーダーも反映されているマーケットデプス(板状況)はある程度役に立つ可能性もあるでしょう。

ある程度本格的にFXをやっていきたい方は口座を持っていて損はないと思います。

最後に

マーケットの商品として、だけでなく、あなたが中国国内だけでなく、アフリカや南アジア、東南アジア等でビジネスに関わる場合は人民元が絡む場合もあるかもしれませんし、

将来的にはさらに、広がる可能性もあるかもしれません。

また、人民元や中国市場の動向、中国政府の施策や中国のマクロ経済の動向等は人民元を取引しない場合でも、世界の経済状態や米株、ドル、コモディティ、日本株や円相場等にも大きな影響を及ぼし、重要なのは間違いないでしょう。

米国や欧州だけでなく、中国関連のレポートなどもブローカーのアナリストやシンクタンクが頻繁に出してたりするので、一通りは目を通しておくようにしておくと何かいいアイデアや気づきのきっかけになることもあるかもしれませんね。

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